japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

吉田さんの漆掻き

いよいよ今シーズンの漆掻きが始まりました。

漆の幹に4日間隔で傷を平行に入れていきます。
一番最初につける傷は「目立て」といい、漆の木にこれから漆を採るよという合図をする意味と、これから傷をつける箇所の目安にします。

二番目につける傷を「上げ山」といい、この段階から漆を採っていきますが、まだあまり漆は出ません。徐々に慣らしていき、8月の最盛期のときにいい漆がたくさん採れるように調整していくのが職人の腕の見せどころです。

職人の掻き方で漆の質も変わってきますし、時期によっても違うのが漆の面白いところです。

吉田さんは漆掻き歴60数年。浄法寺の漆掻きでは現役最年長です。

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