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japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

もりおか起業ファンドからの投資決定

8月に地元紙で「もりおか起業ファンド」というファンドが立ち上がったという記事を読んで、いいなあ、こういう投資が受けられたら最高だなあと傍観者のように思っていたのに、なぜか自分がその当事者になって、あれよあれよと株式会社を作り投資を受けることになろうとは思っても見ませんでした。

通常ベンチャーファンドというのは株式上場が見込める企業に対して投資をして、上場したあとで株式を売却して利益を得るという面がありますが、今回のファンドは自分のような地域で零細規模で業を営んでいる企業も対象になるのです。全国的にみてもとても画期的なファンドです。

しかも株主として会社に入ってもらうことで、うちの不安要素である経営面についてもプロの視点からアドバイスをいただけるのです。ある程度の企業だったら経営について口出しされるのを嫌がると思うのですが、うちのような一人会社にとってはとても頼りになる兄貴分といった感じです。もちろん数年後には自立していかなければなりません。

 

(プレスリリース)

弊社はこのたび、盛岡信用金庫盛岡市、滝沢村、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社で構成する「もりおか起業投資事業有限責任組合」の「もりおか起業ファンド」の第1号投資先として選ばれ、第三者割当増資及び社債引受の形で投資いただくことが決定いたしました。 

設立して間もない弊社の成長の可能性を信じ、ご支援くださる関係者の皆様と当ファンド出資者の方々に御礼申し上げます。

 

弊社代表取締役の松沢卓生は、岩手県職員として浄法寺漆や産地としての浄法寺の魅力に触れ、浄法寺漆の文化伝承と市場拡大のため、2009年に独立、個人事業主として浄法寺漆浄法寺漆器の販売を開始しました。JETRO独立行政法人日本貿易振興機構)の支援を受け、海外の展示会に積極的に参加し、浄法寺漆の販路拡大に努めてきました。

これまでにスイスの高級万年筆メーカー・カランダッシュとの取引や中国への漆器の輸出等の実績を有しています。事業が一定の軌道に乗ってきたことを受け、2012年12月に株式会社化しました。 

弊社の特長

日本国内で使用される漆原料の98%以上が輸入(主に中国)に頼っている中、二戸市浄法寺地域は国産漆の日本一の生産量を誇る産地で、「国産漆の最後の産地」とも言われています。浄法寺産の漆は中国産漆よりも高価であるものの、ウルシオールと呼ばれる成分の含有率が高く、高い品質を誇り、主に海外で「純日本産の漆」として高い評価を得ているほか、金閣をはじめ日光東照宮中尊寺金色堂などの世界遺産、重要文化財、歴史的建造物の修復に活用されています。弊社はこの地元の浄法寺漆の精製を行い浄法寺の漆器や漆原料を国内外に販売する国内唯一の企業です。

 2011年には弊社の浄法寺漆グッドデザイン賞中小企業庁長官賞を受賞しております。

<もりおか起業ファンド概要>

 盛岡信用金庫盛岡市、滝沢村、フューチャーベンチャーキャピタル株式会社が合同で出資したベンチャーファンドで、2012年8月に設立。投資対象地域は盛岡広域(岩手県北を含む、盛岡信用金庫営業エリア)に本社を置く企業で、原則として会社設立予定者及び株式会社化から5年以内の企業に対して投資を行う。 

※当ファンドのお問い合わせ

 フューチャーベンチャーキャピタル㈱ 

 北日本投資部岩手事務所  電話 019-606-3558