japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

がれき処理のこと

漆とはまったく関係ない話題になりますが…

被災地の瓦礫処理が進んでるって更地の風景を載せてる方がいますが、単に瓦礫を移動しただけであって、廃棄物処理が着々と進んでいるとは到底思えないです。沿岸のあちこちにうず高く積まれた廃棄物、沿岸から県内の仮置き場に移動された廃棄物。廃棄物処理というのは分別、減容して焼却、埋め立てるしかないのです。

大船渡市の太平洋セメントは廃棄物処理に積極的でよくやってくれていると思いますが、あそこは岩手・青森県境産廃も計画的に処理しているし、セメントにするため塩分濃度の高い廃棄物は処理できないはずだからそれほど余力があるわけでもないはずです。
県外の火力発電所の燃え殻やばいじん、様々な県外の廃棄物を処理していましたが、今はどうなったかな…

そもそも県境産廃は違法に首都圏から持ち込まれた産廃がほとんどですから、こちらの処理を排出地の処理施設で処理してもらったらどうかと。こちらの方がはるかにリスクの高い産廃、特管産廃ですし、これも復興支援になると思います。

汚染が心配というけど、それは東北を十把一絡で見ているようにしか思えないです。嫌なもの、得体のしれないものを遠ざけたいという気持ちが見えてしまって、被災地としては悲しい気分にしかなりません。それでも心配だとか、そちらでなんとかするべきだとかいろいろ理由を述べ立てられれば「わかりました、もういいです…」という気持ちにしかならないのでは…

被災地に心を寄せてくれるのであれば、代案として県境産廃のような危険な産廃(地中深く埋められていたので放射線量は極めて低いはず)を処理してくれるところはないでしょうか。

私としては低線量の瓦礫よりもはるかにリスクの高い廃棄物だと思うのですが、線量だけが問題ならばこちらは受け入れますという人もいるのかと…