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japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

掻き殻

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漆の木から漆を掻きとった後の木のことを「掻き殻」と呼びます。職人がシーズン中に掻いた仕事の証でもありますし、その漆の傷跡はまさに満身創痍。
この掻き殻は漆掻き職人の砂子田さんのものです。

でもこの多くの傷は、自然の恵みである漆を最大限採り取るという職人の漆に対する感謝の現れでもあります。
一年で掻きとって伐採してしまうので「殺し掻き」と呼びますが、その物騒な名前とは裏腹に、最後まで有効に活用するというエコ的な発想も含まれているのです。

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掻き殻の傷は、実は一人ひとり違うので、職人同士だと誰が掻いた木なのかすぐに分かるそうです。

この掻き殻、実は販売しております。オブジェとして飾ったりすることが多いようですね。
昔は漁網の浮きとして(軽くて水に強い)使われていたそうですが、今はまったくそういう用途はありません。

かき殻の購入を希望される方は info@japanjoboji.com までご連絡ください!