読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

日本うるし掻き技術保存会総会&浄法寺漆生産組合総会

f:id:japanjoboji:20110531135050j:image
5月31日、平成23年度の日本うるし掻き技術保存会の総会と、岩手県浄法寺漆生産組合の総会が合わせて行われました。

例年この時期(といっても今年は少し遅いかも)開催されており、保存会の総会では昨年度の漆掻き研修生が修了証書を手渡されるセレモニーが行われるのです。昨年の研修生は岩舘和英さん、泉山義夫さん、内田廣榮さん、横浜翔馬さんの4名で、いずれも地元出身の方々です。横浜さん(20代)以外は皆60歳ですが、漆掻きの世界では新人です。
f:id:japanjoboji:20110531134711j:image

そして、今年度の研修生も紹介されました。佐藤潔さん、鈴木裕三さん、水野佐栄子さんの3名です。佐藤さんは地元一戸町の出身で代々漆掻き職人の家系。脱サラして漆掻きに挑戦しているのです。鈴木さんと水野さんは県外からの研修生です。
f:id:japanjoboji:20110531134903j:image

今回、保存会の事業で加わった研修制度があります。今までは漆掻きが主たる研修で、これは今後も重要であることは変わりないのですが、漆掻きに欠かせない道具類(鎌とか鉋、樽)の制作についての研修もこのたび追加されたのです。
この研修制度によって漆掻きと共に道具類の製作者も育ってくれるといいのですけど、そのためには漆掻きが存続することが重要。国産漆をもっと使っていただくため、私も頑張ります!

それから、今回の総会で岩舘正二会長が勇退されることになりました。保存会発足からずっと会長を務められ、長年に渡り後進の指導に尽くしてこられました。
後任には元副会長の佐藤春雄さんが就任。

私が事務局を務める浄法寺漆生産組合の総会も引き続き行われまして、新規に4名の組合員を迎えました(上記の岩舘さん、泉山さん、内田さん、横浜さん)。これで組合員は30名となりました。若手がだんだん増えてきているのが心強いところです。