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japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

漆器であじわう北の食材の夕べ

26日の夜、盛岡の居酒屋ヌッフ・デュ・パプ、ミニコミ誌「てくり」を発行しているまちの編集室、それから不肖私の3者で企画した「漆器であじわう北の食材の夕べ」が開催されました。

先着予約で申し込みいただいた、30名の方々に来ていただきました。今回は「てくり12号」の発行記念ということもあり、その表紙を飾った岩手県工業技術センターの山口さんによるお酒の話のほか、二戸で雑穀の料理研究家として活躍されている安藤さんによる雑穀の話、ヌッフの伊東ボスによるワインの話、そして私による漆の話と盛りだくさんの内容。
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正面には私が持ってきた漆関係のパネルと漆樽を飾らせてもらいました。
本来ならば今回漆器を貸していただいた浄法寺・滴生舎の小田島さんから、漆器の数々を説明をしてもらう筈だったのに、なんと風邪でダウン...急遽私が漆器の話をすることになってしまいました。小田島さんから直接話をしてほしかったのに残念です。また次回ということで。
今回の料理には岩手県産の食材がふんだんに使われています。シェフはヌッフの料理顧問である及川さん。本当に素晴らしい料理の数々、我々(主催者ですけどw)にとって夢のようなひとときでした。

お酒ももちろん素晴らしい。乾杯は山口さんが開発した「ゆうこの思い」酵母を使った浜千鳥の純米吟醸。しかも吟ぎんがという岩手オリジナルの酒米で仕込んだもの。これを滴生舎新作の漆器「ねそり」でいただきます。
「ねそり」っていう名前は、二戸の隣にある一戸町の地名「根反」から来ています。形状も反っているし、なにより小田島さんの思いとして地元の名前を使いたかったのだそうです。いいネーミングですよね!
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蒔地のプレートに盛られた前菜は、「自家製さえずりベーコン」、「佐助豚のやわらか煮」、「短角牛のタルタル寿司」。佐助豚にはアマランサスのソテーが。
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お椀(浄漆椀)に盛られておりますのは、「帆立貝のポアレ」。古代米のリゾットの上に帆立が。
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写真撮るのを忘れましたが、「青首小鴨のロースト」!これは、もう絶品でした。もっと食べたかった...
デザートは「たかきびのグラタン」。なんと漆はちみつ風味のアイスクリーム添えです!これはたかきびで「へっちょこ団子」を作っている安藤さんもとても感心していました。それから、お客さまでご参加いただいた、佐々恵農園さんから巨大苺の差し入れが!この苺にクリームチーズとバルサミコソースをかけていただきます...もう一度味わいたい!
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そんな素晴らしい料理をいただきながら、安藤さんの雑穀の話。司会はまちの編集室メンバーの赤坂さん。あ、まちの編集室の水野さん、木村さんの写真撮るの忘れた...

地元の(特に年配の)人にとって雑穀は過去の食糧難の時代を思い起こさせます。でも米とは違う雑穀の美味しさに感激する人たちが増えています。いろんな食べ方があるし、それぞれの特長を活かした美味しさがある。
安藤さんがおみやげに持ってきた「赤飯サンド」(南部せんべいで赤飯を挟んだもの)も皆さんびっくりしていましたね。でも二戸ではフツーに農作業に合間におやつとして食べているものなのです。

今回はじめてこういう企画を催しましたが、日曜日ということもあって翌日の仕事のことを考えると…という方も多かったので、次回は平日に開催できればと思っています。

皆さんとても満足されたようで、主催者としてはとても感謝感激でした。てくりやヌッフのスタッフの多大なるご協力もありました。皆さんに心から御礼申し上げます!