読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

天日くろめのリハーサル

f:id:japanjoboji:20100824115305j:image
岩手県工業技術センターの敷地内で、天日くろめのリハーサルを行いました。

今度一緒に実演をする猪狩史幸さんは、昨年度の「日本うるし掻き技術保存会」の漆掻き研修生で、現在は工業技術センターで研究スタッフとして働いているのです。今回のリハーサルも猪狩さんがすべてセッティングしてくれていました。

漆器づくりでは生漆を使う場面も多いのですが、色艶や滑らかさを出すためには精製した漆を使うのです。顔料を混ぜたりして色漆にするときは必ず精製します。
現在は機械で一気に大量に精製することが多くなりましたが、少量であれば今でも個人で手でくろめ(精製のこと)たりしています。天日くろめは昔から行われてきたもので、縄文時代からそのような知恵があったのではないかと言われています。

それで、今回は本番を前に中国産漆でリハーサルしてみたのですが、ガンガンと照りつける太陽の下だったのでなやしもくろめもスムーズにいきました。

f:id:japanjoboji:20100824103457j:image
f:id:japanjoboji:20100824115216j:image

2時間半程度で精製を終了。