前にも紹介しましたが、盛岡のミニコミ誌に、"てくり"という小冊子がありまして、このたびその別冊で"てのて"という本が出版されました。(9月1日発売)
岩手の手しごとを丹念に追った内容で、"てくり"のリラックスした雰囲気をちょっと引き締めた感じの構成。小冊子でも読み応えがあります。
岩手の手仕事といえば「用と美の世界 いわての手仕事」という名著が昭和63年に地元の熊谷印刷から出版されているのですが、もう20年以上前の本ですし、時宜を得た出版ともいえます。もう廃れてしまった手仕事の記録になってる部分もあり、さらに20年後のいわての手仕事はどうなっているのか少し心配になります。
岩手には知られざる手仕事が多く残ってるんだなあと実感しました。しかも若手の職人が多いのが期待が持てますね。
もちろん、浄法寺塗も登場していますよ。
滴生舎の"こぶくら"が塗師の小田島さんとともに紹介されています。
内容は・・買って読んでね(笑)
東京でも売ってるそうです。
今回の出版には私も広告を出させていただきました。
出版元の"まちの編集室"のデザイナー木村さんとは公私にわたりご縁がありまして、先日"てのて"の受け取りも兼ねて"carta"さんでお会いしてきました。
前にもログに書きましたがこちらでは浄法寺塗をお使いいただいてます。今回見せていただいたのですが程よく艶が出ていていい感じでしたよ(^-^)。
ご夫妻でお店をやっていて、とても落ち着いた雰囲気。セレクトされた家具や内装の趣味がとても良くて、すっかり気に入ってしまいました。岩手県民会館の裏手にあります。ご近所です(^-^)
浄法寺漆・漆器ネットショップはこちら http://japanjoboji.shop-pro.jp/
浄法寺漆産業 http://www.japanjoboji.com