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japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

漆のごみ取り

うるしのこと

 漆の木から採った状態のままの"荒味漆"には、木のくずとか漆の固まりなどが入っているので、濾してからでないと使えません。JISの規格上(JIS K 5950)、荒味漆からゴミを取ったものを"生漆"といいますが、荒味の状態でも生漆と呼んだりしていますね。

 荒味漆のままで一度精製をしているので、今回遠心分離機にかけてゴミを取ることにしました。
 少量の場合は濾し紙を使って手作業でできるのですが、量が多い場合は機械にかけた方がいいそうです。それに機械の方が綺麗にゴミが取れるそうで。

 いつもお世話になっている滴生舎の機械をお借りして、職員の方からもお手伝いいただきました。
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 全容が写ってないのですが、かなり大きめの機械です。一気に不純物を分離してくれます。

 機械にかける前に、綿を細かくちぎって入れます。綿は盛岡市内の寝具店から購入したもの。これに漆を十分に染み込ませてかき混ぜます。これが結構抵抗力があって混ぜるのに一苦労。
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 染み込んだ状態で遠心分離機に投入すると、すぐに濾された漆液が出てきました。全部濾すのに5分くらいしかかかりません。
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 濾されたゴミの入った綿の残骸。
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 今回は素黒目漆と荒味漆の二種類を濾しました。次からは容器詰めの作業に入っていきます。


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