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japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

漆の精製

うるしのこと

 先日購入した昨年産の浄法寺漆(盛辺)を精製しました。
 これまでは練習も兼ねて中国産漆でいろいろと精製を試してみていたのですが、今回からは本格的にやってみることに。

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 中国産漆は少し臭いがきつかったのですが、やっぱり浄法寺の漆は独特の純粋な香り?がしますね。
 これが本当の漆の匂いなのだなあと感じます。

 大きな箆で少しずつかき混ぜていくと、コーヒーにミルクを垂らした時のように綺麗なマーブル模様になっていきます。
 底のほうから少し箆を引き上げると乳白色の漆が顔を出し、少し時間がたつと次第に黒く変色していきます。漆液の表面の表情が刻々と変化していくので見ているだけでもとても面白いです。

 今回は浄法寺漆の初日だったので、少量を精製機にかけました。これから毎週少しずつ条件を変えながら精製していきます。

 気になる「かぶれ」なんですが、今まで中国産を精製していてもかぶれませんでしたし、今回の作業時も高温多湿の状況だったのにもかかわらず全くかぶれませんでした。
 かなり慎重にやっているせいか漆がべったりつくことはなく、少し指先についたり、ズボンに付着した漆がちょっと染み込んだりした程度でした。ウルシオールたっぷりの浄法寺漆の盛辺だったので、近づいただけでかぶれる人もいる中で私は意外と漆に強い方なのかもしれません。

 でも「俺はかぶれない」と豪語していた人がある日突然全身かぶれてしまった・・という話も聞きますので油断大敵です。

 かぶれなくてよかった〜

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浄法寺漆産業 http://www.japanjoboji.com