japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

浄法寺漆生産組合総会

 5月28日、開催が遅れていた岩手県浄法寺漆生産組合の総会が行われました。当日は日本うるし掻き技術保存会と浄法寺生漆部分林組合の総会も併せて開かれました。
 規模は小さいですが、浄法寺には漆関係の団体が3つあるんです。活動趣旨がそれぞれ違うのですが構成メンバーはほぼ重複しています。

 冒頭、昨年度うるし掻き保存会が実施した漆掻き研修生への修了証書授与がありました。

f:id:japanjoboji:20090529042048j:image

 研修生の畑山さん、本間さん、島岡さんに会長から証書が授与されました。

 畑山さんは地元浄法寺で漆掻きに従事、本間さんは茨城で本業の木工をしながら60本程度の漆掻きをするそうです。島岡さんは当面漆掻きはしないそうですが、継続して漆掻きの技術を磨いていきたいとのコメントでした。

 続いて今年の長期研修生3名が紹介されました。

f:id:japanjoboji:20090529042610j:image

 左から、猪狩さん(石川県)、臼杵さん(京都府)、久慈さん(二戸市)です。

 猪狩さんは輪島で漆職人として修業してきた方だそうで、漆掻きをしながら漆器製作も手がける、浄法寺にとってとても頼もしい存在になりそうです。
 臼杵さんは京都で家具職人として実績を積まれて来た方で、漆掻きは過去2回保存会の短期研修生として経験がおありです。漆掻きの魅力にハマり、今回は長期研修生として参加されました。
 久慈さんは地元二戸市の方で、定年退職したばかり。漆が最近脚光を浴びており定年後の仕事として漆掻きに従事したいということで研修を受けることとなりました。

 次いで部分林組合の総会、引き続いて生産組合の総会があり、議案は提案通り承認されました。組合長は引き続き佐藤春雄さんが務めることになり(1年間)、他の役員も前の体制で引き継がれました。
 浄法寺漆産業もおかげさまで、漆生産組合の事務を受託することとなりました。いよいよ本格的なスタートとなります。
 漆掻きの皆さんをバックアップしながら、浄法寺の漆産業を盛り上げていきたいと思います!