japanjoboji blog

浄法寺漆産業 一人社長のブログです。 漆の産地、岩手県浄法寺の漆や漆器のこと、その他いろいろつづります。

トヨタ自動車での商談会

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2月1日、2日の2日間、愛知県豊田市トヨタ自動車本社本館ホールにて開催された「とうほく・北海道 新技術・新工法展示商談会」に出展致しました。
多くの自動車関係企業の皆さまにご来場いただき、漆塗りの自動車部品をご覧いただきました。おかげさまでトヨタ自動車様、関連企業の役員の皆さまから高い評価をいただきました。更なるステップアップを目指して参ります。
弊社以外の出展社は自動車部品メーカーさんで、伝統工芸系の出展は珍しかったようです。
このような機会をいただいた岩手県はじめ関連団体の方々に厚く御礼申し上げます。

(会場の写真撮影は禁止でしたので、本社建物の画像です)

100%浄法寺漆使用ボールペン、japen

注文していた、100%浄法寺漆使用ボールペン"japen"が完成。手元に届き"開封の儀"を執り行いました。

溜塗のボールペンに蒔絵で弊社ロゴマークを入れてもらいました。滴の細かい陰の部分もきちんと表現されていて感激。

 

この"japen"は盛岡の筆記具セレクトショップ、pen.で販売しています。ベースになっているボールペンはトンボ鉛筆のZOOM505という定番のもので、世界中で使用されています。

通常、トンボ鉛筆はこのようなコラボレーションはしないそうですが、浄法寺漆の現状を知った店主・菊池さんの熱意が通じ実現しました。

 

通販はせず、店頭でじっくりお話を聞きながら注文するスタイルです。

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岩手県南の漆

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岩手の漆の代表といえば浄法寺の漆です。漆の木が豊富にあることと、漆掻き職人が20数名現役で活動していますので名実ともに岩手、というより日本一の産地です。

ですが、江戸時代までは全国各地で漆掻きが行われていました。各藩が栽培を奨励していたのです。当時の漆掻きの中心地は越前(福井県)で、全国各地の漆産地へ出稼ぎする形で漆を採っていました。大和、丹波、備中など西日本での漆採取が盛んでした。

岩手県内も南部藩が漆掻奉行を置くほど漆栽培を奨励していました。特に岩手県北は漆の適地でもあり、街道沿いにたくさんの漆の木がありました。また、岩手県南も温暖で、多くの漆が植えられていたという記録があります。浄法寺から漆掻き職人が多数出稼ぎに来ていたそうですし、現地にも多くの漆掻き職人が活動していました。

平成22年、奥州市前沢区生母で約3000本の漆の植栽が行われました。地元の生母生産森林組合がこれから有望な林産資源として漆に注目したのです。当時はまだ文化財の修理修復に国産漆を使用する方針も出されておらず、むしろ国産漆が大量に余っている状態でした。売れない漆をこれからどうやって売り込もうかと思案していた中で、生母地区の方々は長期的な考え方で漆植栽を計画したのでした。

中国も日本同様に経済発展が進めば、重労働である漆掻きはどんどん廃れていくであろう、それに伴い漆価格も上昇し、中国国内での希少価値が高まれば輸出も減るであろうし、輸出価格も上がる。そうなると国産漆が見直されて、需要が高まるのではないかと推測したのです。

その後、東日本大震災を経て、平成27年2月の文化庁通知に至るわけですが、その先見の明には脱帽するしかありません。私も国産漆は需要が高まると感じていましたが、浄法寺よりも先駆けて植栽を実行に移した行動力は素晴らしいです。

私も当時植栽に参加しましたが、奥州市のみならず平泉や一関からの参加者も多く、県南一体となって取り組みであると感じました。

県南の漆を今こそ振興しようという取り組みが始まったところです。

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正法寺椀

奥州市水沢にある正法寺を訪れました。

曹洞宗大本山永平寺總持寺に次ぐ第三本山と呼ばれたお寺です。修行の寺です。

写真のような大きな茅葺屋根の本堂が国指定重要文化財に指定されています。

また、古来から使われてきた「正法寺椀」という由緒ある三つ揃えのお椀があるのですが、同じ曹洞宗の「応量器」とも違う、独特の形です。

古代椀としては「正法寺椀」「秀衡椀」「浄法寺椀」「日野椀」などありますが、このうち前者3つが岩手の漆器です。

今の浄法寺塗、秀衡塗はその椀の伝統を受け継ぎ発展させていますが、この正法寺椀はこのお寺独自のものとして使われています。

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岩手のモノづくり販売会

8月20日から26日まで、盛岡駅フェザン1階にて「岩手のモノづくり販売会」に出展中です!

採れたての漆はちみつのほか、わんこきょうだい箸、手ぬぐい、わんこグッズなどが並びます。

ぜひお気軽にご来場ください!

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